荒城の月 福福亭とん平

中学校唱歌(作曲は滝廉太郎

  荒城の月            悪知恵尽きず
      土井晩翠            ひどいもんです
春高楼の花の宴         春新宿の花の会
巡る盃かげさして        囲む支持者に微笑んで
千代の松が枝わけ出でし     地元の人々優遇の
昔の光いまいずこ        参加者名簿今いずこ

 

秋陣営の霜の色         ニューオータニの夜の宴
鳴きゆく雁の数見せて      個人参加の形して
植うる剣に照りそいし      事務所は単なる取り次ぎと
昔の光いまいずこ        その実態は今は謎

 

いま荒城の夜半の月       今追及の人の声
替らぬ光たがためぞ       動じぬ姿何ゆえぞ
垣に残るはただ葛        後に残らぬ裁断機
松に歌うはただ嵐        あたりに舞うはただ芥

 

天上影は替らねど        安倍政権は揺るがねど
栄枯は移る世の姿        何時しか下がる支持率を
写さんとてか今もなお      上げんとしてか今もなお
嗚呼荒城の夜半の月       ああまた無駄の繰り返し

 

明治34年(1901)中学校唱歌

2019年4月13日に催された、安倍晋三首相による桜を見る会およびその前夜祭を土台にした作品。募った(募集ではない)招待者名簿はシュレッダーにより廃棄された。

前夜祭については、個人参加で、後援会は取り次いだだけと主張している。